たとえ　たくさんの時間を要したとしても　自分のハートをたいせつに

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人間の苦しみは

一人ひとり違う

一人ひとり

感受性の度合いが違うし

ましてや

死別の苦しみならば

なおさらのこと

故人との関係性の深さが

一人ひとり違うのだから

それなのに

他人は無遠慮に

デリカシーのないことを

言うかもしれない

いや

デリカシーがないと感じるのは

この世に自分ひとりなのかもしれない

だが

そんなことは

どうでもいいことだ

平均的にこれ位の時間が経てば

悲しみが癒えるだとか

もう

いつまでも悲しんでいないで

前向きに生きるべきだとか

ほんとうに

そんなことは

どうでもいいことだ

他人や自分の中の

「こうあるべき」という思考からみれば

何層にも重なり合う心のひだの微妙な想いなど

どうでもいいことだから

勝手なことを言ってくるまでだ

しかし

人間が生きているとは

人間が生きてゆくとは

心の奥の深みにひろがる

悲しみや

哀しみや

せつなさや

やるせなさや

さみしさや

いとおしさを

かんじて　かんじて

苦しんで　苦しんで

いつくしんで　いつくしんで

いとおしんで　いとおしんで

情緒を育んでゆくことだ

この世に

たった一人しかいない自分の

たった一つしかない

かけがえのないの愛の体験こそが

重大であり

それが

体裁を美しく整えたがる思考にとっては

どんなに無様であっても

情緒にこそ愛が存在する

だれがなんと言おうとも

自分の情緒を無視してはならない

（６月２１日　撮影）

４月２２日に定植えしたトマトの苗たち

ゆっくりペースで育ち

着実に実ってます

化学肥料を使わず

植物性の堆肥が中心の自然栽培で育てると

成長がとてもゆっくりです

お野菜たちは風味のよい

濃厚な味わいに育ちます

植物たちだって

育つ環境によって

個性ゆたかに成長し

一生を生きるんですね♡

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今日もお読みいただいて

ありがとうございます