与えられている自由を 自分の人生にどう活かすのか


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まだ霜が降りる寒さのなか

庭の椿の花が咲いていました




だけど


花びらが傷んで

黒くなっていたりして…




この椿は

「誰から見ても美しい花」

ではないのでしょう




葉も茶色く変色していて

美しい深緑色のつやつやの葉ではない…


(わたしのエゴは「美しくない」と言う)






雪が積もったり

凍りつく寒さで

蕾が傷ついていたのでしょう




ぎゅっとエネルギーを蓄えて

春を待つ蕾たち




どんなに傷ついても

見事に咲いたのです






エゴを越えた真心で観じていると…



この冬の寒さを共に生きた

この椿のいのちの輝きが

とてもいとおしく感じられてきて



精一杯に生きる姿に感動し



上辺の美醜やらについて

不平不満を言っているエゴの視点には

もはや下らない価値しかない

と思えました





エゴにとっては

「エゴの範囲の小さな自分」にとっての

損得勘定が重大なのであり


真心に和するやすらぎ…のような

内面的な深いよろこび

には価値を感じない







大自然の生命の営みは

人間の美醜のジャッジを超越した次元で

すべてのゆたかな美を包括している




一人ひとりの人間のこころが

大自然を観るときに

どんなふうに感じるのかは

自由




どこまでも自由




この与えられている自由を

自分の人生のなかで

どう生かし

どう活かすのかは

それぞれの在り方しだい




己のたましいに素直に誠実に

ダイナミックな大自然の美と

向き合っていたい




ありがとうございます




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